2017年6月8日木曜日

洋書を読んでいてわからない単語に出会った時の対処法



こんにちは。
めぐぺ。です。


昨日も、無事動画アップできました。よっしゃー( ノ゚Д゚)!

「ビル・ゲイツのおすすめ本の記事読んでから興味あったんだよねー」という方の参考になれば嬉しいです。



さて、こちらは昨日の動画配信後に視聴者の方からいただいたコメント。


確かに、洋書を読んでいて知らない単語が出てきた時、調べようかどうしょうか迷う時ってありますよね。そこで今回は、洋書を読んでいて知らない単語に出会った時の私の対処法についてお話します。


単語にはactive wordとpassive wordとがある

みなさんは、英語の本を読んでいる時に知らない単語に出会ったらどうしますか?
都度都度全部調べますか?それともしばらく読み進めてからにしますか?

私は、しばらく読み進めてから調べます。


単語によっては、「わぁ!これこの前覚えたのにど忘れした!なんだったっけ?」というのもあります。そういう時ってなんかくやしいので、読みながら思い出せないか頭の中で記憶を急ピッチで辿ります。←負けず嫌いか!(笑)

基本的に、英語の文章は最初の文章の後に言い方を変えてもう一度同じ内容のことを言っていることが多いので、後の文章で意味を捉えられないかを確認します。それでも意味がわからない、とか、自分自身がしっくり来ない場合は調べます。ひとつの辞書で足りない場合は、いくつか調べて自分自身が納得できる言葉を探します。

英英辞典で調べるか和英で調べるかはその時々の気分によりますが、和訳に使うのはこのあたりが多いです。



アメリカに留学した際、授業でペーパーバックを読むことがあったのですが、その時に先生が言っていたのは、英語にはactive wordとpassive wordがあるということでした。

active 積極的
passive 消極的


つまり、文脈を理解するのに文中に書かれている単語全てが重要ではなく、単語によっては流し読みで構わない、ということ。日本語の本をナナメ読みするのと似ているかもしれませんね。


日本人の真面目気質のせいか?はわかりませんが、自分が知らない単語があると片っ端から調べてクリアにしようとすることありませんか?

正直私もそうでした。実際はじめてペーパーバックを読んだ時は、何百ページも英文を読むことはそれまでなかったので、出てくる単語全部が気になってやたら辞書を引いていました。でも、それだと全然進まないし、読むこと自体疲れてきます。なので、その言葉を聞いたときは「なるほど」と思いました。


単語はわからないままでもいい

要は、本を読む上でキーになるかならないか、で判断するということ。日本語の本でも出てくる言葉を全て覚えておくのは難しいですが、英語だとなおさらですよね。

作者が重要だと思っている言葉はくり返し何度も出てきますし、手を変え品を変えて言い直しされるものなので、まずはそのことに気づく必要があります。私も最初はpositiveとかpassiveとか言われてもなんのこっちゃ!?なところからスタートしましたが、いろんな本を読んでいるうちに自然と、というか、意識的にそういったくり返しや言い換えがないかを探すようになりました。

最近調べるのは、「知ってたはずなのにど忘れして思い出せない(チクショー!くやしい!)単語」や、「専門用語でよくわからない単語」がメインです。動詞や形容詞などでなんとなくニュアンスを足しているんだろうな、という単語が自分の知らないものでも、あまり積極的には調べません。

読書をする時に必要なのは、「読む」ことだからです。立ち止まって書いてある内容を理解することも大切ですが、まずはできる限り前に進むことに意識を集中させるようにしています。




「英語で読書」と「英語の試験」の違い

単語がわからないままでもいい、と言うと、「じゃあ、試験の時はどうすんの?」と言う意見が聞こえてきそうですね。

そこは、文章を読んで問題に解答する必要があるのかないのかの差だと思います。TOEICなどであれば、読んだ文章を要約したものが問われたり、単語の同異義語を問われたり。どれだけ多くの単語を知っているかが重要になってきます。読書は、読むことで本に書かれていることの内容を捉えるものですよね。作者は何を言いたかったのか、自分はどう感じたのか。そこに正解不正解は問われません。


もちろん、たくさんの単語を知っていれば普段の読書でも内容がよりクリアになって理解度も上がるという利点があるので、試験重視で勉強するというのはありだと思います。私の場合は、好きなサスペンスの本を何年も読み続けた後にTOEICを受けたら840点取れた、ということがありました。ただ、「ひたすら読むだけ」だと限られた時間内で文章を読んだり、瞬時に同異義語に言い換えしたりすることには不慣れなので、点数が伸び切らなかったのはそのあたりが理由かなと思いました。

私の周りでも、洋書をたくさん読むだけの勉強でTOEIC880〜890点を取った人もいるので、たくさん読むということは十分有効だと言えます。ここからTOEICで自分が目指す得点との差を埋めるためには、TOEIC試験の特徴を理解して自分の足りないところを補ったり、時間的なところを解決してくことが必要になってきます。他の試験でも同じです。


調べた単語をどうするか

少し話を戻しますが、本を読んでいる時に調べた単語をどうするか、という点について。私は、読みながら調べてそのままにするのではなく、気になった単語はノートに書き出したりスマホのメモに残しています。


すごく気になったのに調べてみたらそんなに意味のない単語だった、ということもあるので、そういう場合は「ほうほう、そういう意味なのね」くらいでスルーすることもありますが、調べてなんだか嬉しくなった単語は、忘れないうちにメモしています。

「単語を調べてなんだか嬉しくなる」のはどんなものか。例えば、やたら長ったらしい単語に出会って「何だこれ!」と思って調べてみたら、実は知っている単語から派生したものだったことがわかったり、語幹や語尾で分解したらこんな意味があった、のようなちょっとした発見があるもの。見つけた時は、人知れず得した気分になります。

また、一旦覚えてもひと月くらい経つと忘れていることもあるので、ときどき見返して「そうそう。そうだった」と確認したりします。意外とそういう単語が新しい本で出てきたり、気になった記事で見かけたり、はたまた試験にも出たりするので、あなどれません。


まとめ                             

いかがでしたか?

今回は、洋書を読んでいてわからない単語に出会った時の対処法について書いてみました。いつもどうしようか迷うという方も、「ああ、こんな方法もあるんだな」と思っていただけたのではないでしょうか。

ついつい調べすぎて読書が進まないのが悩みという方はぜひ、参考にしてみてくださいね。

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