2017年6月26日月曜日

雨の日によく使うあの英語表現の背景を調べてみた!

はじめましての方へ💁


こんにちは!
めぐぺ。です。


昨日母と英語のある表現について話題にしていたのですが、気になったので調べてみました。今日はそのことについて書きます。が、その前に、まずは実験単語練の結果から。

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【ルール】
・単語帳の束の中から適当に取り出して行う。数は気分によって変更可。
・日本語訳を見て5秒以内に答えられないものは、間違いとする。
・間違い扱いになったものは10回書く練習(罰ゲーム)。
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なお、本日の結果はこちらの通りでした。
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A:問題数70個、13分。うち4間違い
B:問題数70個、37分。うち23個間違い
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時間は約50分、合計140問。間違ったのはそのうち27個でした。こちらの束に入ってから、復習1度目に間違う数が一気に増えました(泣)


単語や表現は「イメージ」で覚える

昨日も書いたのですが、このアルファベットNo.シリーズは、作成当時、Weblioの単語力診断で出てきてわからなかったものは、単語でも文章でもすべて書き出していました。英文から日本語訳を見て、なるほどなぁと思っていたのですが、その後意外といろんなところ(
本やブログ、新聞記事など)でも出会うようになり、知る機会ができてよかったと思いました。


例えば、

All work and no play makes Jack a dull boy. よく学び、よく遊べ
直訳すると、全部仕事で遊びがないのはジャックをつまらない子供にするという意味ですが、勉強ばかりして遊ばないと子供はばかになる (仕事ばかりしている人間はおもしろみのない人になる)ということ。

A miss is as good as a mile. 五十歩百歩
1インチのミスも1マイルのミスと同じということから、日本語でいうところの五十歩百歩という意味になるのですが、間違いは間違いだという意味ですね。

Money makes the mare to go. 地獄の沙汰も金次第
直訳は、お金は馬でも歩かせるという意味から、この地獄の沙汰も金次第という意味で使われるようです。mare/méɚは【語源】が古期英語の馬であることから、雄馬という意味なんですね。nightmare(悪夢)のmareかと勝手に思っていました。


他にも、

open up a can of worms 事をややこしくする、状況を複雑にする
直訳は、虫の入った缶を開けるということですよね。この表現を見ながら、状況を想像してしまいました。確かに、なにかのシチュエーションで、虫の缶なんかを持ってこられたらややこしくなりそうです。というか、私はドン引きかも(^_^;)

などなど。


元々の英文と日本語を楽しみながら覚えられるのがこういった表現のいいところですね。以前から、新しい単語を覚える時はイメージを想像することもおススメしているのは、こういった理由から。ただ単語→意味でかたづけてしまうよりも、ひと手間加えることで、言葉もより生きたものになります。


英語表現が生まれた背景

昨日母と話題にしていた言い回し。それは、raining cats and dogs ざざ降り。
天気予報が雨予報で、そこそこ降るような話だったところからこの話になったのですが、なぜ雨が降っていることと、犬猫がくっつくのか?が疑問でした。

私が考えた理由はこうです。犬と猫がいっぱいいたとして、みんなが鳴き出すと結構騒がしいですよね?だから、その騒がしさと雨が降った時の音を重ねたのかと考えたのですが、どうも違うようです。


表現としては、17世紀頃からあったようですね。古期英語の表現ですが、誰が最初にそれを言ったのかはわからないようです。また、これは犬と猫の闘いから来たものでも、犬と猫が空から降ってくるということでもありません。

神話から派生したもの、フランス語から派生したもの、などいろいろ考えることはできるようですが、1番それらしいものとしては、17、8世紀のイギリスの不潔な通りでは、雨が降るとよく動物の死骸や他の破片が流されてきたそうで、その情景がこの表現のもとになった、というもの。

実際に、ジョナサン・スウィフトという人が1710年にはじめて出版した風刺的な詩集『A Description of a City Shower』にそんな出来事を書き記しているそうです。面白いですね。


まとめ                              

いかがでしたか?

今回は、雨から連想した英語独特の表現について書いてみました。「そういうもの」として使っている言い回しも、実はこんな背景があったのかとわかると、覚えるのも楽しくなりますよね。

今まさに英語のいろんな表現を覚えている最中!という方はぜひ、こんなところにも興味を持ってみてくださいね。


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