2017年7月5日水曜日

連載:Homo Deusってこんな本④

はじめましての方へ💁


こんばんは!
めぐぺ。です。


昨日に続き、今夜のテーマも『Homo Deus』。


時間が経つと記憶が薄れてしまうので、ホットなうちにアウトプット!前回までの内容についてはこちらを御覧ください。

●前回までのお話はこちら
連載:Homo Deusってこんな本①
連載:Homo Deusってこんな本②

連載:Homo Deusってこんな本③


●動画はこちら
#217 ビル・ゲイツおすすめのあの本、読んでみた!


6月中の読破を目指していたのですが、予定が狂ったのでとにかく先に進め中。


今回読んだのは、PARTⅡ Homo Sapiens Gives Meaning to the World の4 The Storytellersの続きから、5 The Odd Coupleまで。


宗教と科学の関係

今回読んだところでは、宗教と科学の関係について語られています。

"Modern science certainly changed the rules of the game, yet it did not simply replace myths with facts. " 
現代科学は確かに慣習的ルールを変えたが、それは単純に神話と事実を入れ替えたのではない。
"Myths continue to dominate humankind, and science only makes these myths stronger." 
神話は人類を支配し続け、科学はこれらの神話を強めているだけだ。
 "The rise of science will make at least some myths and religions mightier than ever." 
科学の進歩は、少なくともいくつかの神話と宗教をかつて以上に強大にするだろう。

などなど。

一体どういう意味?という感じですよね。このあたりの説明をするためにキリスト教や仏教をはじめ、色々な例をあげています。そもそも科学と宗教に対する誤解は、宗教の間違った解釈によるもので、人はよく宗教と迷信や精神世界、超自然現象や神を信じることとごっちゃになっていると言います。なんとなーくわかるような気はしますが、歴史学者のお話は少々複雑、、、



最終的に、科学と宗教の関係についてはふたつの解釈があると言います。

ひとつは、「科学と宗教は天敵であり、現代の歴史は宗教的な迷信と科学的知識との、食うか食われるかの闘いによって形作られたものである」ということ、もうひとつは、「科学が存続できる人間の制度を作るためには、いつも宗教的な助けが必要になる」ということ。要は持ちつ持たれつってこと?という感じがしますが、ここでいう宗教とは、ヒューマニズム(人間主義)のことを指すようです。

現代社会は人間主義者の教義を信じていて、その教義を「問う」ためではなく「実行」するために科学を使う、んだそう。ここで、これまでに書かれていた「人類が1番強い」説に話が繋がっていくのでしょうか?

これから読む章の中で、この科学と宗教の現代での誓約を理解し、続いてその誓約がなぜ崩壊しつつあるのか、そして新しい誓約はどんな風になっていくのかについて詳しく書かれているようです。しっかり読んで意味を感じ取りたいところです。


気になった表現

今回気になって調べたactive wordはこちら。
-----------------------------------------------------------------------------------------------
今回学んだ単語

indulgence/ɪndˈʌldʒəns(米語)【名詞】不可算名詞 免償、可算名詞 免罪符 

dogma/dˈɔːgmə(米語)、ˈdɒɡ.mə(英語) 【名詞】可算名詞 [集合的には 不可算名詞] 教義、教理、可算名詞 独断的な意見【語源】ギリシャ語真実と思われること」の

covenant/kˈʌv(ə)nənt(米語)【名詞】可算名詞 契約、盟約、誓約【語源】ラテン語「集まる、一致する」の意

heretics/hérətìk 【名詞】可算名詞 異教徒、異端者、異説を唱える人



*weblio英和辞典参照

*active word 本を読む上で重要な単語のこと。反対はpassive wordで、文章を作る上で必要な単語ではあるが、意味がわからなくても他の文章から意味を推測できる単語のこと。詳細はこちら
----------------------------------------------------------------------------------------------- 
indulgenceにはふけること、耽溺(たんでき)、道楽、楽しみ、気ままにさせること、甘やかし、、、などの意味があるようですが、今回は宗教的な内容のところだったこともあり、上記の意味を優先しました。

普段読むサスペンスとは語彙が全く異なるんだなーと感じましたが、昨日も書いたように単語帳で覚えた単語がことごとく出てくるので、その度にニンマリしています。単語練侮るなかれ!


まとめ                            

いかがでしたか?

今夜も引き続き、読書中の『Homo Deus』について紹介しました。ようやく半分まで来たので、あと半分も諦めずに読破したいところです。単語は難しいものもありますが、文章の作りとしてはさほど複雑ではないので、読書習慣をつけたい人、ペーパーバックを読んでみたい人は試してみてもいいかもしれません。ビル・ゲイツやザッカーバーグも読んだシリーズ。自分でも読んで、彼らと同じ世界をちょこっと味わってみませんか?

興味がある方はぜひ、チェックしてみてくださいね。


  

 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


0 件のコメント:

コメントを投稿