2018年5月12日土曜日

本物の英語力があれば、TOEICの問題は「楽に」解ける?

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おはようございます!
めぐぺ。です。


昨日は、アルクさんが運営するGOTCHAで気になる記事がありました。

タイトルは、

「TOEIC熱」にご注意!真の英語力を身につけよう!

というもの。

同じ苗字つながりの西澤ロイさんが、陥りがちなTOEICの受験テクニック熱の対処法について書いています。

GOTCHA!の記事はこちら


ここ数年で、TOEICに対する注目度は以前よりも上がっているように思います。

実際に仕事や大学受験のために受けるという人も多いですよね。


おそらくそれは、

自分の英語力が、◯◯◯点という数字で表されるのでわかりやすい(ような気がする)

という点も大いにあると私は思っています。

ちょっとゲームっぽい要素もあるのかも。


なお、記事の中では、TOEICの勉強法について次の3つのタイプが挙げられています。

【a】パート別の出題パターンを理解し、タイムマネージメント術を磨く

【b】問題集などを使い、ひたすらに問題を解くことで正答率を高める

【c】まとまった学習をするチャンスだと捉え、英語を基礎から学びなおす



TOEICにおいて、目標としているスコアを達成したいと思った時、私達が1番やりがちなのは【a】と【b】ではないでしょうか?

TOEICという試験の問題傾向を知り、限られた時間内でできる限りの力を発揮するためには、あたりまえのことのような気もします。

事実、大学受験などでも同じことが言えますよね。

ただ、ロイさん曰く、【a】、【b】の方法は、いわゆるTOEICの受験テクニックであって、本物の英語力をつけるためには、【c】のような考え方だと言っています。

大切なのは、

TOEICの「問題が解ける」ことよりも、もっと上を目指す

ということ。


私自身、自分の英語学習の一環としてTOEICの勉強法について取り上げていますが、TOEICのスコアが高い=英語ができるだとは思っていません。

10年以上前にTOEICを受験した時の目的は、「今までの自分の勉強はTOEICでは何点くらい取れるものなのか?」を把握することでしたし、

あくまでも、英語を勉強する上での過程のひとつという位置づけです。


ただ、

「普段好きに英語を勉強をしている」のと、
「TOEICという限られた時間枠(120分)の中で問題を解く」のとでは、

状況も違えば、使われる語彙も違うもの。


場面によって自分の対応力を養う意味で、

どうすれば自分の実力をより発揮できるか?

を研究しています。


ヒロ前田さんやTEX加藤さんも、『新TOEICテスト BEYOND990 超上級問題+プロの極意』の中で、

上級者は、時間さえかければ満点は取れる

と言っています。

TOEICも後30分試験時間が長ければ、ほとんどの上級者が満点達成できるのではないかとのことでした。

現状、30分延びることはありえないので、TOEICでの目標スコアを達成したい場合はスピードをつけることが最短ルートにはなります。


みなさんが英語を勉強するのは、なんのためですか?

英語でしたいことがあるから?
仕事や学校で必要だから?
TOEICでいいスコアを取りたいから?
モテたいから?

いろいろあると思いますが、どんな理由にせよ、まずは自分がどこを目指しているのかクリアにしておくことが重要です。

なぜなら、同じ英語の勉強でも目指す方向によって中身が変わってくるからです。


【英語でしたいこと】
コミュニケーションすることなのか、
より高いレベルの英語力をつけて深い話もできるようになりたいのか、
自分の英語力を駆使してプレゼンなどで話してみたいのか、


【仕事や学校で必要】
英語ができないと仕事にならないのか、
TOEIC◯◯◯点以上という設定スコアがあるのか、


【TOEICでいいスコアを取りたい】
仕事や学校で必要の場合と同様、設定スコアがあるのか、
自分の成長度合いを測る上でもいいスコアを取りたいのか、


【モテたい】
英語ができると女性(男性)にモテると感じているのか、


といった具合に、細かく砕いていくといろんなことが見えてきますよね。

そこをしっかり見ていくことが大切なのだと思います。


例えば、

世の中にはいろいろな資格を持つことに美学を感じる人もいますが、必ずしも数だけで勝負ができるわけではないですし、

TOEICもスコアさえ高ければ実践で英語が自在に操れるというわけでもないでしょう。


ここで言いたいことは、

スコアだけに振り回されないこと、
スコアに関係なく自分の英語力を着実に延ばしていくこと、

が結果的には強い英語力、しいては本物の英語力につながっていくものではないか、ということです。

少なくとも、私はそう思っています。

そのために、自分の挑戦が「失敗(?)」でも「成功(?)」でも、その過程を楽しめる自分でありたいものです。


みなさんのTOEIC対策は、【a】、【b】、【c】のどれですか?

TOEICのスコアだけで気分が上下してしまうことが多いという人は、自分がなにを目指して英語を勉強しているのかを見直してみてもいいかもしれません。

気になった人はぜひ、チェックしてみてくださいね。


<最新動画>



●あわせて読みたい
今の自分の「実力」をきちんと知ろう!/『TOEIC L&R テスト 990点攻略』使ってみた!その5 
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