こんばんは!
めぐぺ。です。
さて、こちらは渡米前に読んだ「英語の品格」。
この本には、「中学レベルの英語でも十分だというような本が多数出ているが、それでは品格のある英語には十分ではない」ということが書かれています。ネイティヴが話す自然でかつウィットのある英語を目指してきた私には、とても興味のある本でなるほどなと感じました。
かと思えば、「実際の現場では中学レベルの英語でも十分仕事ができているという国もある」という内容のPRESINDENT Onlineの記事を読みました。私自身、「英語が話せない」コンプレックスを持つくらいなら、中学英語でも自分の意志を伝えようとすることの方が大切だとは思うのですが、こういった記事を読み度に英語力のレベルについてはいろいろと考えさせられます。
● PRESIDENT Onlineの記事はこちら
"中学英語"の人材を活用できる英国の強さ
私が尊敬するNHKラジオ英会話講師の杉田敏先生も、「レベルアップしたければ、自分より賢い人とつき合いなさい」ということをずっと言っておられます。まだ英語を少し話せるようになったばかりだった頃の私には、とても刺激的なお話でした。
ただ、周りに私が理想としているような英語を話せる人がいなかったため、アメリカにいるファミリーとやり取りしたり、無理矢理でも英語を使える機会を探していました。結局、自分の理想とはなかなか合致しなかったので、自分1人でもできる方法を探すうちにいろいろと試してきたことが、動画やブログで紹介している方法です。
『英語の品格』の中でも言われているように、「中学英語ではネイティヴのような自然な英語は話せない」というところは、確かにそうだなと感じます。なぜなら、中学英語でも十分コミュニケーションがとれると言っている人の英語は、単語の羅列が多い印象があるからです。文章としてはあまり成り立っておらず、その場の雰囲気や大げさなジェスチャーだけでなんとなく会話が進んでいるような。相手の理解力や想像力にかなり頼っているところがあります。日本語でもそうですが、「あれ」とか「それ」とか言われたものを、必死で何のことか解明しようとするって時ありますよね?あんな感じです。
そういうぼんやりした感じにせずしっかり言葉で伝えようと思ったら、語彙力が必要なことも、場面に見合った表現を知っておく大切さも納得ができます。
「一応コミュニケーションできる」レベルでいいのか?
「深い話もできる」レベルがいいのか?
もちろん、どんなレベルだったとしても話を聞きながら相手を理解しようとする気持ちや、想像力は必要ですが、自分の英語にどのレベルを求めるかによって、英語を勉強する方法は変わってくるはずというのが私の意見です。
記事にあるように、実際の現場ではそこまで難しい単語や表現を知らなくても、仕事に必要な語彙だけ知っていればなんとかなることが多かったです。そのことが、私自身がある意味仕事の英語にがっかりしてしまった理由なのかもしれません。そういう意味でも、『英語の品格』に書いてあったことには同意することが多かったです。
ただ、英語に対してコンプレックスがある人に「品のいい英語」をプッシュしても、よりハードルの高さを感じてしまうのではないかという気もします。まずは「中学英語」で英語を話すことに免疫をつけてから、徐々に「品格のある英語」へとレベルアップしていけるといいですよね。
確かにいつまでもネイティヴの子供レベルの英語で満足していては情けない気もしますが、ネイティヴも最初はそこから始まっているのですから、今そうだからと言って諦める必要はありません。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、以前に読んだ『英語の品格』とPRESIDENT Onlineの記事を読んで、品格のある英語と中学英語について感じたことを書いてみました。やはりいつも書いているように、今現在がどんな状態だったとしても、自分の目標をクリアにすることでその先に見えるものも変わってきそうですよね。
いつも中学英語でも英語は話せるという内容の本ばかり読んでいるという人は、『英語の品格』を読んでみるのもいいかもしれません。レベルアップしたい!という気持ちに火をつけてくれるかもしれませんよ!
●あわせて読みたい
連載:『英語の品格』を読んでみた!④ - 好感度を上げる英語とは?
連載:『英語の品格』を読んでみた!③ - 品のある英語に必要なもの?
連載:『英語の品格』を読んでみた!② - 自然な英語とは?
連載:『英語の品格』を読んでみた!① - 日本人英語の非常識?
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