2017年7月18日火曜日

おしゃれも英語も楽しみたい?ローラの英語本読んでみた。



こんばんは!
めぐぺ。です。


今日は、先日購入したローラの英語本『SPEAK ENGLISH WITH ME』を一気読み!今回は本を読んだ感想を紹介します。


ローラの英語本読んでみた


全体的には、主に、
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・DIARY
・SNS
・TRAVEL
・PHRASES
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の4つにわかれていて、それぞれローラがよく使っている(のであろう)英単語やフレーズがそれぞれ掲載されています。


まずDIARYのセクション。全体の配分からすると10ページほどと短め。文章の内容的には、こちらもSNSで使えそうだなという印象。

次のSNSセクションは、50ページほどど1番情報量が多い。ローラがInstagramに投稿している写真もたくさん載っていて、英語はもちろんローラのオシャレも一緒に楽しむことができます。ファッション誌っぽい。

TRAVELのセクションも、SNSに次いで情報量多め。こちらも、ローラの旅先の写真がたくさん。カラフルな写真を見ながら旅の楽しさも感じつつ、使える表現が覚えられる感じ。

最後のPHRASESは、上記の3つのセクションで紹介した以外の表現が紹介されています。あいさつや場所を尋ねる時、誰かを誘いたい時、謝りたい時、、、などなど。シンプルだけど、知っておくと使えそうな表現がたくさんありました。

その他、ローラがどうやって勉強したのか?などみんなが気になるポイントにQ&A方式で回答していたり、学習に使えるアプリなども書いてあるので、参考にしてみてもいいかも。


内容はシンプルで初心者向け

まず、本の評価はこちら。
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総合評価:★★
レベル:★★ 初心者向け
難易度:★★
楽しめる度:★★★
おすすめ度:★★

*★★★★★で評価しています。
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「まずは読んでみよう」と読書スタート。ざっくり130ページ弱なので、一気に読むと所要時間は1時間くらいでした。表現も知っているものがほとんどだったので、それぞれ確認しながら読みました。さすがにファッションについての表現は、普段あまり意識していないところだったので、勉強になるものがいくつもありました。

ローラも英語の勉強をはじめたのがこの2年程ということで、あまりごちゃごちゃした感じはなく、全体的にとてもシンプルでした。それでも、あんな風に堂々と話せるとカッコイイですよね。「ローラみたいになりたい」という人も多いと思うので、この本を読んでちょっとのぞき見してみるのもいいかも。


まとめ                           

いかがでしたか?

今回は、先日購入したローラの英語本について書いてみました。昨日の記事でも書きましたが、英語の勉強をする時に「心の師(メンター)」にする人を設定することは、長く勉強を続ける上でも効果的です。それは、身近な人でも著名人でもOK。「こんな風になりたいな〜」という人がいたら、いろいろ考え過ぎる前にその人がやっていること(勉強法や考え方など)を真似してみるのもおススメです。今までの自分とは違う世界が味わえるようになります。例えば、ローラのように「英語もおしゃれも楽しめる自分」を目指してみてもいいかもしれません。

興味のある人はぜひ、チェックしてみてくださいね。



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2017年7月17日月曜日

連載:Homo Deusってこんな本⑥

はじめましての方へ💁


こんばんは!
めぐぺ。です。


3連休最終日。あれもこれもやろうと思っていると、本当にあっという間です。陽射しの強さでかなり体力を奪われますが、夏はこれから。暑さにも負けず、読了に向けてとにかく進みます。。。


今回は、前回の続きのPARTⅡ Homo Sapiens Gives Meaning to the Worldの中の7 The Humanist Revolutionからはじまって、最終章のPARTⅢ Homo Sapiens Lose Controlに突入!

いよいよ大詰め!ゴールも近くなってきました。


●前回までのお話はこちら
連載:Homo Deusってこんな本①
連載:Homo Deusってこんな本②
連載:Homo Deusってこんな本③
連載:Homo Deusってこんな本④
連載:Homo Deusってこんな本⑤


●動画はこちら
#217 ビル・ゲイツおすすめのあの本、読んでみた!



今回は、1630年代頃と1900年代の戦争を描いた絵画を引き合いに出しながら、戦争に対する考え方が変わったお話からはじまりました。


3つの人間中心主義

兵士達よりも兵を率いる王にスポット当てて描かれた絵から、徐々に兵士ひとりひとりの顔が見えるようになり、段々と戦争の悲惨さを描くように。描いた画家も、兵士よりも王に興味があった時代から、画家自体が兵士経験を持ち、兵士達がどのように感じているのかを見ている側にも知ってもらおうとするように変わっていく様子が見て取れます。


その後、ふたたびHumanismについての話題へ。これまでの人間が1番という視点から、Humanismが大きく3つに枝分かれしていくことが書かれています。

①Liberal 
②Socialist
③Evolutionary 

それぞれ、自由主義、社会主義、進展主義といった感じでしょうか。


自由主義は、他の人がどんな経験をしたかよりも、個人がどう感じるかを重んじているとのこと。現在、よく「自分の声に素直に」と言ったことが言われますが、自由主義はまさにそういったことを重視しているようです。

社会主義は個人の探求よりも、他者とのつながりが重要。例えば、労働組合などが言うことがいつも正しいと捉えるので、個人は自分の気持ちよりも団体や組合の話を聴くべきだとあります。

進展主義は、人の経験から起こる問題を自由主義、社会主義とは違った方法で解決に導きます。争いは自然選択の素材であり、進化を先へ進めるもの。他の人よりも優れた人もいて、人間の経験が相反した時には、その中で1番ふさわしい人が強い力で他の人を圧倒するんだとか。

これらをベースに、いろいろな歴史上の出来事について話は進んでいきます。そして現代、社会主義は新しい技術に乗り遅れ、反対に自由主義は情報時代にしっかり適用してきた模様。もしマルクスが蘇ったら、資本の本を読むよりも、インターネットや遺伝子のことを勉強することに時間を費やしただろうと作者は言います。どうでしょうか?


ようやく最終章がスタート!

PARTⅢ Homo Sapiens Loses Controlでは、

Can humans go on running the world and giving it meaning?
人類は世界を回して意味を与え続けられるのか?

How do biotechnology and artificial intelligence threaten humanism?
どのようにバイオテクノロジーとAIは人間中心主義を脅かすのか?

Who might inherit humankind, and what religion might replace humanism?
誰が人類を受け継ぐのか、そしてどの宗教が人間中心主義と取って代わるのか?

が主なテーマになるようです。これまでに読んだところでは、自由な意志とは何か?について書かれていました。


いつもと違うジャンルの本にチャレンジしてしばらく、話も複雑でややこしいことも度々。事実も多く語られていることもあり、理解するのがなかなか大変です(^_^;) 頭のいい人たちの頭の中は、、、こんな感じなんでしょうか?


気になった表現

今回はactive wordかどうかに関わらず、いくつか調べた単語があります。
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今回学んだ単語
mufti(s)/ mˈʌfti 【名詞】可算名詞 (イスラムの)法律学者; 法律顧問)他に、不可算名詞で
(軍人などの)平服、通常服という意味も。

plebiscite/ plébəsὰɪt【名詞】可算名詞 国民(直接)投票

Confucianism/‐ʃənìzm 【名詞】不可算名詞 儒教

steamroll/stēm-rōl  【動詞】蒸気ローラーで水平にするか、または平らにする、強い力で圧倒する、大きな力を持って進む、圧倒的な力または圧力によって指定された状態に持っていく


*weblio英和辞典参照

*active word 本を読む上で重要な単語のこと。反対はpassive wordで、文章を作る上で必要な単語ではあるが、意味がわからなくても他の文章から意味を推測できる単語のこと。詳細はこちら
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今まで見たことのない新しい単語もちらほら。とくに、steamrollは1863年から使われているもので、かなり難易度の高い単語のようです。意味と単語を見比べてみると、なんとなくわかるような気もしますね。


まとめ                            

いかがでしたか?

今回も、現在読書中の『Homo Deus』について紹介しました。ミーハー気分ではじめた読書も、あと130ページ!とにかくチャレンジの精神で毎回進めています。レポートを書くことで読み返したり、理解を深めることもできたり、自分にとっても励みになっています。「普段読んだものをあまり見返さない」という人は、誰かに伝えるつもりで読書ノートを作ってみるのもいいかもしれません。

興味がある方はぜひ、試してみてくださいね。


  


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メンターはビジネス英語のカリスマ!憧れの人がいる効果



こんばんは!
めぐぺ。です。


3連休2日目もあっという間に終了ですね。みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

今日はしばらくチェックできていなかったNews Picksの記事の中に、ある人の名前を発見!それは、長年NHKラジオの実践ビジネス英語講師をされている杉田敏先生でした。


私の英語の勉強の師

留学を志半ばで帰国後、日本でできる勉強法をいろいろ探していた時に出会ったのが、ラジオのビジネス英語講座でした。当時はまだ働き始めたばかりで貯金もほとんどなかったので、居候していた祖父母の家にあったのは、ラジオだけ。と言っても、普段は音楽もほとんど聴かないのでたいして不自由もなく。本屋さんで見つけた教本片手にラジオを聴くようになりました。

杉田先生の声はとてもさわやかな聴き取りやすい声なんです。声フェチの私は、ラジオ講座をはじめてからすぐフアンになり、毎回の放送がとても楽しみに。講座の内容は、とある会社のとある部署で、同僚達が繰り広げる日々の会話を通していろいろな表現を学んでいくというもの。教本を見ながら、時に、スレッド全部を読んだり、キャラクターひとりひとりになってみたりしながら何度も練習しました。

杉田先生は、経済記者から様々な会社の役員などを歴任されていることもあって、ビジネス英語の経験も豊富。経歴の真似はできなくても、杉田先生のような知的な英語が話せるようになりたい!と、先生が紹介されていた勉強法や考え方など、気になったものはトライ。その後引っ越しをしてラジオを手放したこともあって聴かなくなりましたが、ビジネス英語講座のことは時々思い出していました。


英語を話すには語彙を増やすしかない

今回見つけたのはこちらの記事。

ビジネス英語のカリスマが明かす「英語上達の第一歩」


「中学英語で英語は話せる」、「英語のシャワーを浴びていれば話せるようになる」といったふれこみの教材は多くありますが、それは「夢」だとあります。やはり現実的に語彙を増やすことが、英語能力をあげ、しいては知的な会話も可能にするとのこと。以前に紹介した『本物の英語力』も例にあげ、語彙を増やすことについての重要性が書かれていました。


私は時々「教材を選ぶ時は、今の自分よりもちょっと上のもの」「自分がこれは難しそうだなと思うものを選ぼう」とお伝えしていますが、もとは杉田先生の影響を受けて自分もそうしていたから。だったような。お陰で、ずっとチャレンジする精神を忘れずに今まで勉強を続けてこられています。いわゆる、心の師というやつですね。杉田先生は、私がそんな風に思っているとはまったくご存知ありませんが(笑)


まとめ                           

いかがでしたか?

今回は、私が英語の勉強をするにあたってたくさん影響を受けた杉田敏先生について書いてみました。構えすぎて手がつけられないのも問題ですが、楽をすることばかりを考えるのも考えもの。スポーツでもそうですが、英語の勉強には「明確な目標」と「日々の努力」は多少なりとも必要です。

杉田先生の記事が気になる、という方はぜひ読んでみてくださいね。新しい本も発売されているよう。これは本屋さんでチェックしたい!




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2017年7月16日日曜日

この時期かかせないエアコン、英語で言うなら?



こんばんは!
めぐぺ。です。


来週月曜日は海の日。朝部屋の窓を開けると聴こえるのはセミの大合唱。各地で海開きも進んでいて、夏本番だなぁと感じます。

ちなみに、セミは英語でcicada。シケイダ(sɪkéɪdə)と発音します。海開きは、opening of Beach (season)などと表現するようです。夏のネタということで、あわせて覚えておきましょう。



ところで、今日気になったのは、この時期なくてはならない「エアコン」です。朝晩はまだ風もあって涼しかったりするのですが、お昼間は気温が上がってもわっとしますよね。ちょっと涼もうかな〜という機会も増えてきました。


「エアコン」の表現をチェック!

単純に辞書を引くと、

air conditioner
air conditioning

と出てきます。


私がアメリカの学校で先生に習ったのは、air conditioningの方だった気がするのですが、air conditionerが間違いというわけではなく、それぞれ指すものがちょっと違うということ。

air conditioning はシステム、air conditioner は機械を指します。ちょっとややこしいですね。air conditioningが使われている英語表記を見てみても、air conditioningとair conditionerは併記されていることが多いです。

使用例


日本語で言うところの、部屋の中にあるエアコンの機械はair condtioner、全部ひっくるめてair conditioningとイメージするとわかりやすいでしょうか?


つまり、こちらの写真はair conditioner。

もしくは、車に乗ったら必ず一度は目にするであろう、A/Cもこのair conditioning、air conditionerから来ているので、A/C(エィ・シィ)と言うこともできますね。おそらく日本語のエアコンは、このair conditionerを略したのかな?と思いますが、和製英語です。ついそのまま言ってしまいそうですが、英語で話題にする時は気をつけましょう。


例えばこんな会話ができるかも。

It's hot, isn't it? 
暑いよね?

I turned on the air conditioner. The air will get cooler soon! 
エアコンつけたよ。すぐ涼しくなるはず。



それぞれの単語の違い

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air conditioning/ ɛ́rkəndɪ̀ʃənɪŋ(米語)
【名詞】不可算名詞 空気調節(装置)、空調 《室内の空気浄化・温度湿度の調節》


air conditioner/ ɛ́rkəndɪ̀ʃənɚ(米語)
【名詞】可算名詞 空気調節装置、エアコン

*Weblio 参照
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よく見ると、air conditioningは不可算名詞、air conditionerは可算名詞なんだなということがわかります。名詞ではなく、形容詞的にair conditioning systemとすれば、可算名詞として使えるようです。面白いですね。


まとめ                           

いかがでしたか?

今回は、この時期かかせないエアコンの英語表現を紹介しました。こういうなんとなくわかったつもりでいる表現こそ、しっかり調べてみると「実は、、、」なことが多かったりもします。

この夏は、英語のエアコンの表現の違いをしっかり理解して、使ってみてくださいね。



●今回参考にしたサイト
英トピ
話すための英語学習
Weblio


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2017年7月14日金曜日

2017年夏の気になる英語教材をチェック!英語もおしゃれも楽しむのが勝ち!



こんばんは!
めぐぺ。です。


先日は本屋さんで新しい教材をチェックしてきました。毎回感じることですが、ほんとうに英語本はたくさんありますね。今回紹介したのは、ここ3ヶ月ほどに出版されたものの中から私が気になった5冊です。まずはこちらを御覧ください。



2017年夏の最新教材をチェック!                                                                      

ではここで、それぞれの本を振り返ってみましょう。


1. SPEAK ENGLISH WITH ME


今回も、前回に続き「コミュニケーションの英語」を主にチェックしました。ここ最近の動向を見ても、「書く」「読む」がメインの英語から、「聴く」「話す」英語が重視されるようになってきましたよね。


本屋さんの中を歩いていると、ふと目についたのがこちらの1冊。他の本と比べて、専門的な知識云々はありませんが、日記やSNSなど普段の生活の中で使える英語が紹介されているので、より身近な感じがしました。本そのものも、オシャレな雑誌のような出で立ち。

内容もいたってシンプルで、ローラのinstagramの写真がたくさん紹介されていたり、実際のシチュエーションを想像しながら学べるような作りになっています。英語を勉強しようと思うと、ついかたーい感じの本を買ってしまいがちなので、ちょっと気分転換したいなという時や、もっと英語を普段の生活に落とし込みたいという人にはいいかも。


2. これを英語で言いたかった!


パキッとした青い色と、カワイイフレンチブルの表紙が目を引きます。正直、この手のタイトルの本にはそそられる傾向が(^_^;)昔何度も練習した本の中にも、『これを英語で言えますか?』という本があったくらいなので、思ったことを英語で表現できるかどうか、は自分の中でも重要なんだなと思いました。

で、今回は「言えますか?」ではなく、「言いたかった!」なので、少し進んだ感じがします。中身は、気になる様々な表現についてわかりやすく解説されていて、読みやすいなという感じ。普段日本語で違和感なく言っている言葉って、英語を話していてもつい口をついて出てしまうもの。ものによっては和製英語であることすら、知らずに使っているものもあります。英語はまだ初心者という人でも、そこそこわかっているけどネイティブじゃないからちょっと確認しておこうかなという人にはよさそうです。


3.フレビル 表現を豊かにするフレーズブック


この本は、『フレビル』というタイトルが気になりました。日本人が好きな省略系ですが、ボキャビルならぬ、フレビルです。単語だけではなく、フレーズを学ぶためのもの。どうしてもわからない場合はしかたないにしても、ただ単語と身振り手振りだけで話すよりも、フレーズを使ってきちんと会話できた方が嬉しいですよね。

内容はとてもシンプルで見やすいつくり。他の本に比べると、これまでのような問題集っぽいところもある本です。くり返し見直すことで、会話で使えるフレーズも増えそうです。本の使い方としては単語本と同じような感じで使えそうなので、ボキャビルである程度ベースを作れたかな、という人は一歩進んでフレーズを覚えるのもいいかもしれません。


4. 英語だって日本語みたいに楽しくしゃべりたい!リアルライフ英会話 For Women


タイトルにもあるように、女性目線な1冊。ストーリー仕立てになっていて、それぞれの話題ごとに姉妹が会話を繰り広げる形式になっています。同じ女子目線でも、ローラの本とは違って、つらつらと文章が書かれている感じなので、読み物っぽい印象を受けました。まずは、テーマに沿ってどんな会話がなされているのか読むところから。

話す練習をする上では、ただ書かれているのを黙読するのではなく、実際に声に出して言うことが大切なので、ダウンロード音声がついているというのはいいなと思いました。表紙にあるように、忙しい人は聞き流すだけでもよし。余裕があれば、まず音声を聞いてから文章を読んで、「耳から入った情報」と「目から入った情報」を合致させる、ディクテーションの練習もできますね。


 5. 1日3分で英語がペラペラになる加圧イングリッシュ 


「デイビッド・セインさん、またも新刊が〜」と思ったのはさておき、タイトルに興味が沸いたのでチェック。「1日3分」、「脳に英語の圧力」、「短時間で英語脳」とな?どんな内容なんだろう?と思いますよね。しかも、1日3分でいいなら、普段忙しいのを言い訳にして勉強が全然進まないという人も、今度ばかりは言い訳できないかも?

CD付きの本は、全然詰め込んだ感はなく、文字も大きめ、スペースも大きめでなんだかガラーンとした感じ。一体どんなメソッドなんだろう?というところにそそられます。「短時間でしゃべれるようになる」「リスニング力がすごいあがる」というところも魅力的ですが、個人的には「ひとりでできる!」ところに1番惹かれました。ひとりでもできるならなんだか気楽に感じますよね。


まとめ                           

いかがでしたか?

今回は、動画でも紹介した私がこの夏気になった英語教材5冊を紹介しました。「いつもと違う視点で見てみよう」という想いからローラの本を購入したのですが、どれも英語の勉強を楽しめるようなちょっとした工夫がされていて、面白かったです。秋にはどんな本が出るのか?楽しみになりました。私もいつか書いてみたいなぁ。。。

気になった人はぜひ、本屋さんでチェックしてみてくださいね。


●今回紹介した本はこちら


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世界とつながる親切の輪!タイからの旅人と出会った話



こんばんは!
めぐぺ。です。


今日も暑い一日でしたね。夏を乗り切るためにもお肉でも食べてしっかり力をつけておきなさい!と母が言うので一緒に食事に出かけることに。陽射しが照りつける中、母と待ち合わせ場所の確認の電話をしながら駅に向かう道の途中で信号待ちをしていると、Excuse me!の声。

振り返ると、外国人のカップルの姿。

Where is the subway station?

と言われ、地下鉄言うてもこの辺いっぱいあるでーと思いながらWhich one?と聞き返すと、

We want to go to the aquarium.

との回答。ああー、海遊館へ行きたいのね、ということで、すかさずググる、、、


最寄りの駅まで道案内

駅からさほど離れてはいなかったのですが、ちょっとわかりにくい場所にいたので、駅に向かう道を少し変更して地下鉄の駅まで案内することにしました。知らない土地で親切にしてもらうことの心強さはよく知っているし、気温がどんどん上がる中道に迷うことほどつらいことはありませんよね?

You don't have to come with us.

とは言われましたが、どうせ駅に向かうところだったからと、数分の距離を一緒に歩いて行きました。

話を聞いてみると、2人はタイ・バンコクからの旅行者で、今回がはじめての日本旅行とのこと。昨日までは東京にいて、今日から大阪。後4日程滞在する予定とのことでした。お決まりの質問ではありますが、東京はどうだった?と聞くと「人が多すぎてキライ〜」との返事。続けて、東京ではどこに行ったかと聞くと、「スカイツリー」と言うので、タワーの上まで登ったかを尋ねると、答えはNo。理由はどこにでもあるから。(まぁ、確かに。)


その他いくつか旅の話をしながら、最寄りの地下鉄の駅まで案内しました。実は、彼らを案内しながら気になっていたのは、母のこと。待ち合わせもあるし、案内のこともあるし、今のこの状況もあるし、で頭の中はかなりごっちゃ。気持ちはすでにおいしいお肉のことでいっぱいになっていたので、急に頭を英語に切り替えるのはかなり至難のワザでした。思いのほか、しどろもどろだったことは言うまでもありません(^_^;)


旅行者との会話で使える表現

最寄り駅の階段の前まで来ると、何度も伝えた電車と降車駅の名前をもう一度繰り返してから、2人とはお別れ。楽しい旅になるといいなぁ🙏


ではここで、今回の会話で使った表現をご紹介。

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
Is this your first trip to Japan?
今回が初めての日本旅行?

That’s O.K.
問題ないよ。

I'm going to the station, anyway. 
どのみち駅に行くところだから。

Do you like Tokyo? 
東京は好き?

Where did you go there? 
(東京では)どこに行った?

Did you go up to the top of the tower?
(スカイツリー)の頂上まで上がってみた?

 At ◯◯◯ station, you have to change trains to ◯◯◯ line.
◯◯◯の駅で◯◯◯線に乗り換えないといけないよ。

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
などなど。

単純な言い回しですが、覚えておくと便利な表現です。とっさに何か言おうとすると考えすぎてしまってうまく言葉が出ないという方は、参考にしてみてください。


まとめ                           

いかがでしたか?

今回は、今日たまたま出会った旅人とのやり取りを紹介しました。ほんの小さな行動でも、せっかく日本に来てくれているのだから「楽しい旅だった!また日本に行きたいな」と思ってもらえる一助になれたら嬉しいですよね。そんな優しい気持ちの輪が広がっていくことを想像しながら、駅までのひと時を楽しみました。気の利いたセリフは言えなくても、きっかけは簡単なところからはじめられます。

みなさんもぜひ、使ってみてくださいね。





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2017年7月10日月曜日

連載:Homo Deusってこんな本⑤

はじめましての方へ💁


こんばんは!
めぐぺ。です。


暑い日が続いていますね。意外と夜の風は涼しかったりするので、エアコンもまだそんなに使わずにすんでいるのですが、熱中症予防にこまめに水分を摂るように心がけています。お白湯はカラダにいいとはよく聞きますが、私の真似をして最近ジュースやお茶などの割合をお白湯多めにしたら体調がいいと言う母。ビールが美味しい季節ではありますが、体調イマイチと感じる方は、朝1番のお白湯おススメです(b´∀`)


さて、今日は連載している「Homo Deusってこんな本」シリーズ第5弾!6月中の読破は達成できませんでしたが、7月半ば頃の読了を目指して現在進行中。


前回ちょうど半分くらいでしたが、現在283ページまで進みました。ついつい「読むぞー、読むぞー!」と思っていると、他のことをはじめたりしちゃってますが(^_^;) 最終が462ページなので、残すところ180ページ程となりました。


●前回までのお話はこちら
連載:Homo Deusってこんな本①
連載:Homo Deusってこんな本②
連載:Homo Deusってこんな本③
連載:Homo Deusってこんな本④

●動画はこちら
#217 ビル・ゲイツおすすめのあの本、読んでみた!


今回の内容は、PARTⅡ Homo Sapiens Gives Meanings to the Worldの中の、6 The Modern Covenantから7 The Humanise Revolutionまで。


現代性は取引だ

6 The Modern Covenantは、

"Modernity is a deal."
現代性は取引だ。

 という1文からはじまります。そして、"我々全員が生まれるその日にこの取引にサインをして、亡くなるその日までそれに沿って生活をおくるのです。"と続きます。"この取引を無効にしたり超越することができる人はほとんどおらず、この取引によって我々が日々食べるものや職業、夢が形成され、またどこに住むのか、誰と愛し合うのか、どのように死んでいくのかまで決められている"と言います。

自分の生き方を他人に決められることほど面白くないと思っている私には、なんとも違和感。確かに、生まれた環境は大人になるまでなにがしかの影響を与えるものですが、最後まで決められているというのは嫌ですよね。


他に、権力の追求、経済成長についての話題に加え、安倍内閣のアベノミクスや中国、シンガポールなどでの政策、温室効果ガス削減を目的とする京都協定やパリ協定のことも書かれていました。そしてその協定は温暖化を止めることではなく、遅らせることを目指すものであり、世界で一番温暖化の原因となっているアメリカが批准することを拒否しており、経済成長の妨げになるのを恐れて排出を減らそうともしていないというくだりを、「トランプ政権になってパリ協定からも離脱しちゃったよー」と思いながら読んでいました。この本が書かれたのはトランプ政権になる前ですが、離脱した後に書かれていたらどのような内容になっていたでしょうか。


人がどう思うかより自分がどう思うか

7 The Humanist Revolutionでは、「その行動が誰かの感情を害するのでなければ、問題はない」ということについて書かれています。

昔であれば、何か間違ったことをしたと感じた時、教会で懺悔していました。神父にひどい過ちを犯したと言われれば、教会に寄付したり、次の半年間は肉を断ったり、巡礼の旅に出たり、同じ過ちを繰り返さないために様々なことを行っていましたが、現在は、

"Listen to yourself, be true to yourself, trust yourself, follow your heart, do what feels good"
自分の声を聞きなさい、自分に素直でありなさい、自分を信じなさい、自分の心に従いなさい、気分がよくなることをしなさい

というスローガンを子供の頃から浴びせられていると言います。

教育も、服従することを教えこんだり、聖書を暗記したり、祖先の伝統を学んだりすることから、自分自身で考えることが重視されるようになっています。同性同士の恋愛についても、強いては神を信じるかどうかさえも自分がどう思うか。


日本ではこのあたりの意識はまだ弱い気はしますが、以前に比べると、周りに流されずに自分の意志をしっかりと持つことの大切さが話題になることは多くなったように感じます。みなさんはどうでしょうか。


気になった表現

今回気になって調べたactive wordはこちら。
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今回学んだ単語

avarice/ˈæv(ə)rɪs(米語)【名詞】不可算名詞 (金銭に対する)強欲、貪欲【語源】ラテン語「しきりにほしがって」の意

yang/ jάːŋ(米語) 【名詞】不可算名詞 (中国哲学の陰陽の)陽 (⇔yin)

yin/ jín(米語) 【名詞】不可算名詞 (中国哲学の陰陽の)陰 (⇔yang)


*weblio英和辞典参照

*active word 本を読む上で重要な単語のこと。反対はpassive wordで、文章を作る上で必要な単語ではあるが、意味がわからなくても他の文章から意味を推測できる単語のこと。詳細はこちら
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陰陽道の陰と陽は英語でもそのまま使われるんですね。知りませんでした。この章は比較的読みやすく、あまり難しい語彙はなかったように感じました。


まとめ                            

いかがでしたか?

今回も、現在読書中の『Homo Deus』について紹介しました。ようやく内容も身近な事になってきて、以前よりわかりやすくなったように感じます。この本のテーマにあるように、自分を含めて人類が神に近づいているのかどうかはわかりませんが、作者の意図が何なのか、また自分自身はどう思うかを考えながら読むのは、「英語を読む」という作業に加えて脳をとても使う作業でもありますね。

興味がある方はぜひ、チェックしてみてくださいね。


  

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