2017年7月10日月曜日

油断大敵、ゲリラ豪雨!英語ではこう言う



こんばんは!
めぐぺ。です。


今日は後もう少しで家というところで雨に降られた私。空が急激に暗くなってきたので、そろそろ来るかと思ってはいたのですが、ポツポツ来たと思ったら一気に降り出しました。帰るまでは持つだろうと期待して傘を持たずに出たので結構雨に打たれました。

にしても、最近はしとしと降る雨よりも突然大雨になることが多いですよね。そこで、思い出したのがこちらの動画。ゲリラ豪雨の英語での言い方を紹介しています。


この時も、「この頃ゲリラ豪雨が多いなぁ」と思ったのがきっかけで作りました。ちょっと眠たそうな顔をしているのは、当時毎朝ひとネタ撮ってから仕事に行っていたから?


ではここで、単語の意味を確認!
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localized
localize /ˈlō-kə-ˌlīz の過去形および過去分詞形 
【動詞】地方に制限する

torrential/tȯ-ˈren(t)-shəl 
【形容詞】急流の、車軸を流すような

*torrential rainで豪雨という意味
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localized torrential rainのlocalizedは動詞ではなくて形容詞的な働きですね。発音は、苦手な人の多いlとrが入っています。localizedはロー、torrentialはレにアクセント。

localizeの発音はこちら
torrentialの発音はこちら

発音がよくわからないという方は、ひとつひとつの単語の発音を確認してからゆっくり練習してみてください。リズムに乗って言うと、言いやすくなりますよ(b´∀`)

まとめ                           

いかがでしたか?

今回は、最近とみに多くなったゲリラ豪雨の言い方を紹介しました。実は数年前の夏にカナダに行った時も、帰国する前日当日に台風並みの雨嵐。せっかくカナダに来たのだからと現地のプロのMTBライダーのレッスンを何度か受けていたのですが、その時のやり取りの中でもこのtorrential rainという表現が出てきて、「その表現知ってるー!」と内心ほくそえんだのを覚えています。

みなさんもぜひ、覚えて使ってみてくださいね。





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2017年7月9日日曜日

とっさに英語で言える?CMで気になったサランラップ



こんばんは!
めぐぺ。です。


みなさんは、このカラフルなクマちゃんのCM観たことありますか?

実は私、このCMシリーズが大好きなんです!ポテッとした体つきがカワイイのもありますが、毎回ちょっとしたオチがあるのがたまらずつい観てしまいます。


このヨガ編も、ヨガに行って理想の身体になろうとしたらお休みの日で、ショックのあまりぶっ倒れる姿に思わず爆笑してしまいました。


さて、今回はこのサランラップのCMから。

Q:サランラップって英語で何と言うか知っていますか?

和製英語も多いので、とっさに言おうと思うと「あれ?ちょっと待てよ」と思うものもありますが、答えはそのまま、

A: Saran Wrap

なんですね。

要はサランラップという名前の商品があるからそのままで十分伝わるということのようです。他に、plastic wrap、cling wrap、cling filmなどの言い方も。


plasticは、スーパーでもらうナイロン袋もplastic bagと言いますよね。日本語で言うところのプラスチックです。clingはひっつくという意味なので、cling wrap、filmでくっつくラップ、フィルムということ。想像がつきますね。


ちなみに、家にあるのはサランラップではなくてクレラップでした(笑)。こちらの方が使い勝手がよかったりして。。。



ではここで、サランラップ(【発音記号】sərˈæn rˈæp)の発音をチェック!

サランラップの発音はこちら

音声を聴くと、サラァンラップという感じで、第二音節にアクセント、ラの音が少し長めです。ラップもrの発音なので、上手に発音したい時はまず「ウ」の口を作ってから「ラ」を言ってみると、ただrの発音をしようとするより簡単に発音できるかも。反対に、plastic、clingはlの発音なので、苦手な人は舌が上顎についているかを意識しながら発音してみてくださいね。

プラスチックの発音はこちら


まとめ                           

いかがでしたか?

今回は、ひそかにハマり中のサランラップのCMから、英語でのサランラップの言い方を紹介しました。簡単なものほど、とっさに言おうとすると言えないこともあるものです。ここで確認しておきましょう。

気になった方はぜひ、あのクマちゃんのCMを観る度にまた思い出してみてくださいね。




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2017年7月8日土曜日

晴れる確率は20%?七夕の英語をチェックしてみた!



こんばんは!
めぐぺ。です。


おりしも今日は七夕🌌。

ふと思い立ってプラネタリウムへ行ってきましたヽ(=´▽`=)ノ


なぜ、大阪市立科学館なのか?

それは、ここのプラネタリウムの椅子が最高に気持ちがいいから!


聞いた情報ですと、

「フランス製のかなりいい椅子」を使っているんだそう。

座り心地抜群で、ついウトウト、、、(って、何しに行ってるんだ💧)

大阪市立科学館の情報はこちら


子供の頃は星を見るのが好きで、
小学校の時は天文クラブに入っていたこともありました。

中学に入ってから一度、仲の良かった先生のご厚意で
クラブの夏休みの遠征合宿に連れて行ってもらえることになったのですが、
その時みんなでジャングルジム(だったかと)に登って見た夜空の美しさは、
今でもぼんやり覚えています。


といっても、

星座をひとつひとつ覚えてどうこう、と言うよりは、
星がたくさん見えた時の美しさが好きだったので、
今となっては星座についてのあれこれはすっかり忘れていますが。。。

街にいると普段なかなか星が見えないので、
時々自然の中で星に出会った時などは嬉しくて見とれてしまいます。


七夕の夜はほとんど晴れない?

今日の上映の時に学芸員さんのお話で知ったのですが、
七夕の日に晴れるのは珍しくて20%くらいの確率なんだそう。


確かに、

去年もおととしも「七夕なのに雨〜」と思っていた記憶があるので、
今日はかなりのラッキーデー!


せっかくなので、プラネタリウムでの記憶を確認すべく、
夜空を見上げてみたのですが、、、

やはり街中ではネオンの光などで空も明るいせいか、
あまり見えませんでした。


おそらく土星と木星とおぼしき光は、
教わった方角に光っていましたが、、、

ザンネン!


何年か前に、田舎の方の澄み切った空で見た星達にまた出会いたいものです。



七夕についての英語表現

実はあまり七夕のお話は詳しく知らなかったのですが、
七夕は中国から日本に来たお祭りだったんですね。

七夕に関する英語で思いつくものというと、
せいぜい彦星のAltairと織姫のVegaくらいは聞いたことあったなぁ
という感じ(^_^;)

後は、天の川のMilky way、七夕祭りのStar Festivalあたり。


このままだと悔しいのでちょっと調べてみたところ、
こちらでわかりやすく書かれていたのでピックアップしてみました。


●七夕を英語で説明したい時のお助けサイト
YOLO-English



外国人の友達に、「七夕って何?」と聞かれた時に
使えそうなボキャブラの他、

七夕にまつわるお話、
七夕行事で何をするか、

などについても書かれているので使えそうです。

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strips of paper 短冊
bamboo 笹
weaver 機織り
cattle herder 牛飼い
Love at first sight 一目ぼれ
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願い事を書く短冊や、笹、織姫や彦星の仕事に関する単語は
抑えておきたいところです。

「一目ぼれする」という表現は上記の他にもいくつかありますが、
私が好きな映画『Conspiracy Theory』を観ていて気になった表現は、
He's got a crush on meでした。

crushは日本語でもクラッシュするなんて言い方をすることがありますが、
事故などでぶつかるという意味がありますよね。

それで、誰かに対してcrushする感覚を覚えたということで、
一目ぼれという意味になるようです。


辞書によっては、have a crush on meと記載されていましたが、
ネイティブが使う表現ということで、会話の時にサラッと使うと
「あいつ英語できるじゃん」という目で見られるかも?

他には、
普段からよく使われるmake a wish(願い事をする)
なども言えるといいですね。


ちなみに、

今日のプラネタリウムで学芸員さんが
「英語ではアルタイルではなくてアルテアといいますよ」
ということだったので一応確認

➔Weblioには、æltάɪɚ(米語)、 ˈælteə(英語)と表記されていました。

音声はWeblioとMerriam-Websterの両方を聴いてみましたが、
どちらもアルタイルというよりは、アル・タイァーと
言った感じに聴こえました。


発音記号から解釈すると、どちらも米語の発音のようです。

学芸員さんの言っていたアルテアは、
イギリス英語の方なのかもしれませんね。

●詳しい発音はこちらでチェック!


まとめ                           

いかがでしたか?

今回は、七夕にちなんだ情報を少し取り上げてみました。

実際、天の川は7月7日だけではなく年中見られます。

都会では難しいので標高の高いところに行く必要があったり、
夏と冬で星の見え方が変わったりしますが、
真っ暗な空にたくさんの星達がキレイに見えるととっても嬉しくなりますよ。

しばらく星を見ていないなぁという人は、
ゆっくり空を見てみるのもいいかもしれません。

興味のある方はぜひ、チェックしてみてくださいね⭐



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2017年7月6日木曜日

動画ネタバラシ #3 夏の読書『Homo Deus』は現在進行中!



こんにちは!
めぐぺ。です。


昨日水曜日は動画更新日。今回は、ブログでも随時更新している読書の進捗状況を動画でも報告しています。


撮影は、いつも通りこちらのSONY NEX-5Tを使用。すでに製造終了しているのが残念ですが、私のような「わかっているようでイマイチわかっていない」「でも、写真も動画も思い通りに撮りたい」というワガママ人間には使い勝手のいいカメラ。


ストラップ用の金具が撮影時にカチャカチャ言うのが嫌で、マスキングテープで留めています。不格好でも気にしない(笑)


動画からのひとコマ                        

全513ページありますが、463ページからは参考文献と索引となっているので、実質462ページまで。現在232ページまで終了して、次の章が233ページから。1回に50ページを読んで一気に読破を企んでいたのですが、日によって思うように進まず20ページ程進んで終わることもあり、予定は少し伸びました。



よく読むサスペンスとは異なり、歴史的事実もからめた様々な角度から書かれているので、読んだ内容を理解するのに少し時間をかけています。本を読みながら、今ではすっかり忘れてるものの、学生時代は世界史よりも日本史派だった記憶がよみがえりました。

とくに年代やできごとの羅列があるわけではありませんが、世界史の知識があるとよりわかる部分もあるかもしれません。


気になった内容や気になった単語(アクテイブワード)はノートに書き出しています。後から思い出したい時のヒントにもなるので、おススメです。しっかり記録に残したい人は、感想や気づいたことも一緒に書いておくといいかもしれませんね。


お気づきかどうかはわかりませんが、時々モノマネをしています。今回のターゲットは、バブリーなあの人です。詳しくは動画をチェック!



動画のみどころ                          

・本のベースとなっているテーマから、現在読んだところまでをざっくり説明することで、今どこにいて、どこに向かっているのかがわかるようにしています。また、作者が歴者学者であることもふまえ、日本の歴史学者のイメージとの違いなども考えてみました。

・本を読む中で面白いと思ったポイントをいくつか紹介しています。読み手によって、楽しめるポイントは違うと思うので、「自分が読むならどんなところが気になるか?」を考えるきっかけにしてみてください。

・ここ最近の単語練を通して、自分自身が感じることについても話しています。普段の勉強の成果が感じられると勉強はもっと楽しくなってきます。いろんなところでその楽しみを感じて欲しいと思いました。


まとめ                              

いかがでしたか?

今回は、昨日配信した動画について紹介しました。ブログを読んでから動画を観ても、動画を観てからブログを読んでも、OK!「ああ、あそこはそういう意味で言ってたのね」とか、「自分も読んでみようかな」と思っていただけると嬉しいです。

興味のある方はぜひ、本もチェックしてみてくださいね!



●あわせて読みたい
連載:Homo Deusってこんな本①
連載:Homo Deusってこんな本②
連載:Homo Deusってこんな本③

●関連動画はこちら
#218  英語で読書中にわからない単語に出会った時の対処法
#217 ビル・ゲイツおすすめのあの本、読んでみた!


2017年7月5日水曜日

連載:Homo Deusってこんな本④

はじめましての方へ💁


こんばんは!
めぐぺ。です。


昨日に続き、今夜のテーマも『Homo Deus』。


時間が経つと記憶が薄れてしまうので、ホットなうちにアウトプット!前回までの内容についてはこちらを御覧ください。

●前回までのお話はこちら
連載:Homo Deusってこんな本①
連載:Homo Deusってこんな本②

連載:Homo Deusってこんな本③


●動画はこちら
#217 ビル・ゲイツおすすめのあの本、読んでみた!


6月中の読破を目指していたのですが、予定が狂ったのでとにかく先に進め中。


今回読んだのは、PARTⅡ Homo Sapiens Gives Meaning to the World の4 The Storytellersの続きから、5 The Odd Coupleまで。


宗教と科学の関係

今回読んだところでは、宗教と科学の関係について語られています。

"Modern science certainly changed the rules of the game, yet it did not simply replace myths with facts. " 
現代科学は確かに慣習的ルールを変えたが、それは単純に神話と事実を入れ替えたのではない。
"Myths continue to dominate humankind, and science only makes these myths stronger." 
神話は人類を支配し続け、科学はこれらの神話を強めているだけだ。
 "The rise of science will make at least some myths and religions mightier than ever." 
科学の進歩は、少なくともいくつかの神話と宗教をかつて以上に強大にするだろう。

などなど。

一体どういう意味?という感じですよね。このあたりの説明をするためにキリスト教や仏教をはじめ、色々な例をあげています。そもそも科学と宗教に対する誤解は、宗教の間違った解釈によるもので、人はよく宗教と迷信や精神世界、超自然現象や神を信じることとごっちゃになっていると言います。なんとなーくわかるような気はしますが、歴史学者のお話は少々複雑、、、



最終的に、科学と宗教の関係についてはふたつの解釈があると言います。

ひとつは、「科学と宗教は天敵であり、現代の歴史は宗教的な迷信と科学的知識との、食うか食われるかの闘いによって形作られたものである」ということ、もうひとつは、「科学が存続できる人間の制度を作るためには、いつも宗教的な助けが必要になる」ということ。要は持ちつ持たれつってこと?という感じがしますが、ここでいう宗教とは、ヒューマニズム(人間主義)のことを指すようです。

現代社会は人間主義者の教義を信じていて、その教義を「問う」ためではなく「実行」するために科学を使う、んだそう。ここで、これまでに書かれていた「人類が1番強い」説に話が繋がっていくのでしょうか?

これから読む章の中で、この科学と宗教の現代での誓約を理解し、続いてその誓約がなぜ崩壊しつつあるのか、そして新しい誓約はどんな風になっていくのかについて詳しく書かれているようです。しっかり読んで意味を感じ取りたいところです。


気になった表現

今回気になって調べたactive wordはこちら。
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今回学んだ単語

indulgence/ɪndˈʌldʒəns(米語)【名詞】不可算名詞 免償、可算名詞 免罪符 

dogma/dˈɔːgmə(米語)、ˈdɒɡ.mə(英語) 【名詞】可算名詞 [集合的には 不可算名詞] 教義、教理、可算名詞 独断的な意見【語源】ギリシャ語真実と思われること」の

covenant/kˈʌv(ə)nənt(米語)【名詞】可算名詞 契約、盟約、誓約【語源】ラテン語「集まる、一致する」の意

heretics/hérətìk 【名詞】可算名詞 異教徒、異端者、異説を唱える人



*weblio英和辞典参照

*active word 本を読む上で重要な単語のこと。反対はpassive wordで、文章を作る上で必要な単語ではあるが、意味がわからなくても他の文章から意味を推測できる単語のこと。詳細はこちら
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indulgenceにはふけること、耽溺(たんでき)、道楽、楽しみ、気ままにさせること、甘やかし、、、などの意味があるようですが、今回は宗教的な内容のところだったこともあり、上記の意味を優先しました。

普段読むサスペンスとは語彙が全く異なるんだなーと感じましたが、昨日も書いたように単語帳で覚えた単語がことごとく出てくるので、その度にニンマリしています。単語練侮るなかれ!


まとめ                            

いかがでしたか?

今夜も引き続き、読書中の『Homo Deus』について紹介しました。ようやく半分まで来たので、あと半分も諦めずに読破したいところです。単語は難しいものもありますが、文章の作りとしてはさほど複雑ではないので、読書習慣をつけたい人、ペーパーバックを読んでみたい人は試してみてもいいかもしれません。ビル・ゲイツやザッカーバーグも読んだシリーズ。自分でも読んで、彼らと同じ世界をちょこっと味わってみませんか?

興味がある方はぜひ、チェックしてみてくださいね。


  

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2017年7月4日火曜日

連載:Homo Deusってこんな本③

はじめましての方へ💁


こんばんは!
めぐぺ。です。


久々に、現在読書中の『Homo Deus』の途中経過について書きます。前回までの内容についてはこちらを御覧ください。

●前回までのお話はこちら
連載:Homo Deusってこんな本①
連載:Homo Deusってこんな本②


●動画はこちら
#217 ビル・ゲイツおすすめのあの本、読んでみた!


実は2回めの更新以降、あまり進んでいませんでした(^_^;)


前回は、PART Ⅰ Homo Sapiens Conquers the Worldの2 The Anthropocene から3 The Human Sparkに入ったところでしたが、現在は、PARTⅡ Homo Sapiens Gives Meaning to the World 4 The Storytellersがもう少しで終わるところです。


人類は互いの協力が可能なただひとつの存在

まず、PARTⅠのテーマは「人類が1番優れている」ということ。PARTⅠ後半には、
"Homo sapiens is the only species on earth capable of cooperating flexibly in large numbers. "
人類は、大多数で柔軟に協力することが可能な地球上でただひとつの種族である。
とあり、頭のいい馬の話や、ローマとギリシャ、ルーマニアのチャウシェスク大統領、エジプトのムバラク大統領などを例にあげて書かれています。


また、100$渡された場合に仲間内でどのように分け合うか、不平等な扱いをされた時にどうするのかといった実験などについて触れたり、体で感じること(objective)、自分の心で感じること(subjective)、コミュニティで感じていること、信じていること(intersubjective)についても書かれています。具体的には、

objectiveの例:重力
Newtonが現れる前から存在し、重力の存在を信じている人と同じくらいその存在を信じていない人々にも影響を与えていたもの。

subjectiveの例:頭痛
例えば、自分はとても頭が痛いのに、病院での診断は問題無しという結果だった場合。それでも自分は頭が痛いので、これはsubjectiveな現実となる。

intersubjectiveの例:お金
お金は食べ物や飲み物、洋服を買うことができる価値があると多くの人は信じているが、それ自体を食べたり、飲んだり、着たりすることはできない。もしもパン屋やスーパーで価値がない扱いをされたら、それは価値を失ってしまう。

などです。

ちなみに、辞書などを見ると、objectiveは客観的、subjectiveは主観的、intersubjectiveは相互主義的と訳されますが、単語本来の意味とは少し違っているようです。


いよいよ第二章突入!

ようやくPARTⅡの Homo Sapiens Gives Meaning to the World に突入しました!


人類は世界に意味を与える、何とも意味が深い感じがしますね。なお、この章の主なテーマはこちら。
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-人間はどんな世界を作り出したのか
-人類はどのように世界を支配するだけでなく意味を与えていると納得するようになったのか
-どのようにヒューマニズム(人類崇拝)が最も重要な宗教になったのか
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今現在読んだところまでの内容としては、

ファラオやプレスリーなどを例にあげて、死んでカラダが無くなったとしてもその存在は生き続けると言う話や、

書き言葉について、「現実を書き記すささやかな方法だったが徐々に現実を書き換える力のある方法になった」「実際よりも書いてあることの方がより重要」などとあり、

書いてあることと現実が噛み合わない時は事実をねじまげるのか?というポイントについての例として、アフリカは元々の国や地域は関係なく、侵入者であるヨーロッパ人が勝手に地図に境界線を書き込んで決めたという話や、お金や優れた成績表もただの紙切れと言われたらそれまでと言ったことが書かれていました。


ますます興味深いですね。自分が生きる世界のどこに目を向けるのか?それによって同じ世界も全く違ったものに見えます。



気になった表現

今回気になって調べたactive wordはこちら。
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今回学んだ単語

egalitarian/ɪg`æləté(ə)riən(米国英語) 【形容詞】平等主義の、【名詞】可算名詞 平等主義者、【語源】フランス語「平等」の意

crusader/kruséɪdɚ【名詞】可算名詞  十字軍戦士、改革運動者

minstrel/mínstrəl 【名詞】可算名詞  (中世の)吟遊楽人、ミンストレル【語源】ラテン語「召し使い」の意

infidel/ínfədl【名詞】可算名詞 不信心者;、異教徒、異端者 【形容詞】不信心な、 異教徒の、異端者の


*weblio英和辞典参照

*active word 本を読む上で重要な単語のこと。反対はpassive wordで、文章を作る上で必要な単語ではあるが、意味がわからなくても他の文章から意味を推測できる単語のこと。詳細はこちら
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Weblio上の情報ですが、minstrelとinfidelはレベル17とそこそこレベルの高い単語となっていました。

過去に出会ったことのない単語でしたが、本の中で何度も出てきたので調べてみました。サスペンス本には出てこない単語かもしれませんね(笑)今後単語帳に追加するかも?検討します。


まとめ                            

いかがでしたか?

少し間があきましたが、読書中の『Homo Deus』について書きました。まだ半分以上ありますが、読破に向けてこのまま後半もレッツゴー!読んだ内容についての自分の理解を深めるためにも、報告は随時書いていきます。

興味がある方はぜひ、チェックしてみてくださいね。


  

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2017年7月2日日曜日

嬉しさとくやしさと単語練習と。実験単語練最終!



こんばんは!
めぐぺ。です。


7月に入った途端にこの湿気。梅雨明けはまだですが、夏本番も近いですね。暑くなると毎回思い出すのは、真夏のオーストラリアで何度も脱水症状を起こしかけたこと。空気も熱くて唇も痛いくらいでした。気分よく自転車に乗って出かけては、毎回フラフラ水場を探す羽目になりました(^_^;)


これからどんどん暑くなるので、みなさんも水分補給をこまめにとって熱中症には気をつけてくださいね!


さて、すでに暑さでやられ気味ですが、実験単語練は負けずにしっかり行いました。今回の復習もようやく最終ラウンド!!!
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【ルール】
・単語帳の束の中から適当に取り出して行う。数は気分によって変更可。
・日本語訳を見て5秒以内に答えられないものは、間違いとする。
・間違い扱いになったものは10回書く練習(罰ゲーム)。
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今回の実験では、所要時間を5秒にして瞬発力をできる限り刺激するように設定していましたが、普段の練習においてはもう少し長めの設定から徐々に短くしていくというのもありだと思います。

ただ、TOEIC受験では単語そのものの意味よりも、熟語や文中での用法を問われる方が多いことを考えると、「素早く正確に問題文に書かれた単語の意味をとらえるため」、かつ「問題への解答スピードをあげるため」の訓練としての位置づけでしょうか。


ピュアな気持ちがもたらす効果

小学生6年生でTOEIC満点をクリアした女の子もいるそうです。とにかく楽しくて勉強していた先の結果なんだとか。ピュアな興味って強いなぁと感じました。大人になると、つい効果的に勉強する方を重視してしまいますが、難しく考えずに「好きなことをただ無心にやり続ける」という純粋な気持ちが大切なのかもしれませんね。

私も、英語が好きな気持ちのおかげで、これまでいろんな形で英語を勉強してこられました。今後、自分が持っているものをさらにバージョンアップさせることでどんな世界が見られるのか?が楽しみです。


なお、最終ラウンドの結果はこちらの通りでした。
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F:問題数70個、12分。うち2個間違い
G:問題数67個、62分。うち43個間違い
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時間は約74分、合計137問。間違ったのはそのうち45個。実験用の単語帳は、現時点ではGの束が最後。間違った数を見ていただくと明らかですが、この束は1番覚えにくい単語が多い束。過去にもかなりの数を間違えて、その度に何度も書いたり、声に出してみたりしているのですが、覚えきるまでに時間がかかっています。クヤシイ!


悔しいけど嬉しい単語との出会い

作成した時期の新しい束の単語は、毎回書いているようにWeblioの単語診断から拾ったものが多いです。その他、新しい問題集を解いた時に出てきたものや、新聞記事やブログなど、たまたま見かけて気になったもの。Weblioの単語診断は、どんどん新しいものが出てくる時と、何度も同じものが続けて出題されることもあります。

私は、できる限り自分のレベルを引き上げることを目的として、【TOEICテストの目標スコア別の診断テスト】の950点突破対策と【TOEICテストにおける総合的な語彙力を測定する】の総合診断をチェックしていました。知っている単語ばっかりだと思っていたら、急にまったく知らない単語が立て続けに出てきたり。新しい単語に出会うと、知らない悔しさと出会えた嬉しさでワクワクすることがあります。きっと、知らない単語には今後も出会うでしょうから、単語帳作りはこれからも続くでしょう。

Weblio語彙力診断テスト(総合診断)


ちなみに、本日再度Gの束だけをやってみたところ、<問題数67個、35分。うち20個間違い>という結果でした。終了するのは、もう少し間違いの数を減らしてからになりそうです。


まとめ                              

いかがでしたか?

今回で、実験単語練の報告は最後となります。作成してから何度も復習している単語帳ですが、改めて練習することで新たな発見があったり、自分の脳の働きについて考えてもみたり。同じことをするのでも、ひとつのやり方にこだわらず、色々な角度から見たり考えたりすることが大切なんですよね。

みなさんも、勉強がうまく進まないなという時は、いつもと違う角度から考えてみてくださいね。