2017年6月20日火曜日

黙字って知ってる?小学生でもわかる単語の豆知識

はじめましての方へ💁


こんばんは。
めぐぺ。です。


今年は雨のない梅雨ですね。青空が大好きな私的には嬉しいですが、農作物のことを思うとちょっと心配。そろそろひとっ降りして大地を潤してもらいたいものです。

こちらはいつものバイクコースでの一枚。キラキラの太陽の光が川面に映ってとってもキレイ。


さて、実験単語練習も今日で4日目となりました。ずっと同じことをしていると飽きてくるという人もいるかもしれませんが、海馬に「これは必要な情報だよー、覚えといてー」と教えるため、せっせと実施中。


まず、ルールはいつものようにこちらの3つ。
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【ルール】

・単語帳の束の中から適当に取り出して行う。数は気分によって変更可。
・日本語訳を見て5秒以内に答えられないものは、間違いとする。
・間違い扱いになったものは10回書く練習(罰ゲーム)。
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問題を見てすぐに答えられないと、答えられるまでぼやっと考え続けてしまいそうになりますが、ここはグッと我慢して、どんどん先へ進みます。


本日の結果はこうなりました。
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1:問題数36個、7分。うち0個間違い
2:問題数55個、9分。うち1個間違い
3:問題数67個、11分。うち3個間違い
4:問題数62個、22分。うち12個間違い
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時間は約49分で、合計220問。間違いはそのうち16個。1〜3は昨日一度復習したもので、4が今日トレーニングしたものでした。

昨日復習したもので凡ミスがいくつかあったのがちょっと悔しかったですが、以前にしつこくやっていたことが功を奏して、一度復習して刺激を与えた後は比較的スラスラ。しっかり長期記憶化されてるじゃーん!と喜んでおりますヽ(=´▽`=)ノ


単語を書きながら発音も覚える

ところで、昨日も少し書いた単語帳作りのお話ですが、今回は発音についての豆知識を紹介します。

私は単語帳を作る時、出てきたものすべてではありませんが、単語と一緒に発音記号を書いておいたり、発音記号を見てもいまいちピンと来ない時は、辞書で音声を確認したりしています。実際に単語を書いていると、声は出していなくても自然と頭の中で発音していますよね?目から入る情報と耳から入る情報を一致させておきたい、というか。


皆さんもご存知のとおり、英語にはスペルには入っているのに発音しない音もあったりします。スペルと差異がないものはサラッと確認するくらいですが、ちょっとクセがある発音だったりするものは、書くだけではなくて、書きながらブツブツ言うことによって、その場でその差を埋めているという感じ。

例えば、賛美歌や聖歌という意味のpsalmという単語。発音記号はsάːmですが、発音できますか?


スペルにはpsalmとpからはじまりますが、pは発音しません。単語を覚えながら、この「サーム」という情報も一緒に脳にインプットします。ちなみに、この発音しない音のことを黙字(もくじ)というそうです。

psalmの発音をチェック!


発音とスペルが合致しない理由は、古英語からの語彙だったり、ギリシャ語からの借入語だったり、後づけで挿入された黙字があったりと他にもいろいろあるようです。

【古英語からの語彙】
古英語から受け継がれてきたもので、単語のスペルに過去の発音の名残りが遺っているもの。例:high、know、 write、 often、 walk など。

14世紀あたりまでは、黙字のところも発音されていたんですって。


【ギリシャ語からの借入語】
古典ギリシャ語から直接単語の基本的な意味を示す語根を取り込んだもの。例:psychology、 pneumonia、 paradigm など。

発音しないのは、英語の音体系では発音不可能だからだとか。


【後づけで挿入された黙字】
語源を意識してスペルを改変したもの。例:doubt、 debt、 receipt、 island、 foreign など。

doubtはフランス語から借り入れた単語で、元々はdoutだったけど、語源がラテン語だったからそちらに近づけようとしたそう。


単語は改変されてきた

また、psalmをチェックした際に、似たような綴りのqualmと言う単語があったのですが、こちらの発音はkwάːm(クォーム)。意味は、気のとがめ、(ある事をする前に襲われる突然の)不安、疑念などです。なんとなく似たような感じなのに、単語によって読み方が全然違ってくるっておもしろいですよね。

qualmの発音をチェック!


以前に読んだ本には、昔英語を文字で書けたのは学者だけだったので、学者が好き勝手にスペルを変えることができた、と言うようなことが書いてありました。それ以外の農民などは話す上で言葉を使ってもスペルのことまで細かく気にしないので、それがそのまま残ったんだとか。

日本語も現代に至るまでいろいろと改変されてきているように、英語も時代と共に改変されているんですね。


このように、英語の単語には目で見えているものと実際発音した時に耳から聴こえるものが違うものもあります。書くのと聴くのを同時に確認しておくと、海外ドラマや映画はもちろん、TOEICなどのリスニングにも効果的です。

*参照元:Weblio 、Merriam-Webster


まとめ                            

いかがでしたか?

今回は、実験単語練4日目の結果に加えて、単語のスペルと発音について書いてみました。最近の学校での授業内容についてはわかりませんが、言葉のバックグラウンドなどを知っておけば、単語練習もいつもとは違って楽しめるのではないでしょうか。

興味のある方は、試してみてくださいね。


●詳細はこちら
黙字について:Wikipedia

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